静かに流れる日常から

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マクアケ株が16%安|営業利益倍増でも売られた理由を決算から分析

2026年7月29日の日本株市場で、マクアケ〈4479〉の株価が大幅に下落しました。

終値は855円で、前日比169円安、下落率は16.50%です。高値は949円、安値は848円で、出来高は約47万9,000株でした。

前日に発表された第3四半期決算は増収増益でしたが、株価は売りで反応しました。

※本記事は2026年7月29日時点の公開情報をもとに作成しています。

第3四半期累計は営業利益が倍増

マクアケの2026年9月期第3四半期累計は、売上高が前年同期比31.1%増の43億9,200万円、営業利益は同101.0%増の8億4,400万円となりました。

経常利益も約2倍となり、通期計画に対する進捗率は高い水準です。

数字だけを見ると、決算内容は好調といえます。

好決算でも株価が下落

市場では、上期までと比べて利益の伸び率が鈍化したことや、好決算が株価に織り込まれていたことが警戒された可能性があります。

また、3月期累計の営業利益が通期計画を上回っていても、会社が同時に大幅な上方修正を発表しなかったことが、物足りないと受け止められた可能性があります。

これらは市場の反応から考えられる推測であり、会社が株価下落理由を説明したものではありません。

取扱高は過去最高

第3四半期単体の取扱高は約62億1,600万円となり、四半期として過去最高を更新しました。

大型プロジェクトの増加や、プロジェクト単価の上昇が成長を支えています。

広告配信代行サービスの利用増加も売上拡大につながっています。

今後の注目点

今後は、取扱高の増加が継続するか、プロジェクト単価の上昇が一部の大型案件だけによるものではないかを確認する必要があります。

広告配信代行の売上が増える一方で、売上総利益率が低下していないかも重要です。

通期業績の上方修正や、来期の成長見通しにも注目されます。

注意したいリスク

クラウドファンディング事業は、話題性のある大型案件の有無によって取扱高が変動する可能性があります。

景気悪化で消費者の支出が減れば、新商品への購入支援も減少する可能性があります。

また、決算前に期待が高まっていた場合、好決算でも材料出尽くしで売られることがあります。

まとめ

マクアケの第3四半期累計は売上高31%増、営業利益101%増となりましたが、株価は16.5%下落しました。

市場では、利益成長の鈍化や決算前の期待の高さ、業績予想の修正がなかったことなどが意識された可能性があります。

今回の下落だけで業績悪化と判断せず、取扱高、利益率、通期予想、来期計画を確認したいところです。