静かに流れる日常から

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カシオ株がストップ高|営業利益3.4倍と通期上方修正の中身を分析

2026年8月3日の日本株市場で、カシオ計算機〈6952〉がストップ高となりました。

終値は2,164.5円で、前日比400円高、上昇率は22.67%です。出来高は474万8,100株となり、約5年ぶりに2,000円台を回復しました。

第1四半期営業利益は約3.4倍

2027年3月期第1四半期の売上高は745億円で前年同期比19.8%増、営業利益は128億円で同243.5%増となりました。

営業利益は市場予想の約60億円を大きく上回りました。時計事業の増収に加え、約20億円の関税還付も寄与しています。

通期営業利益を340億円へ上方修正

会社は通期営業利益予想を従来の260億円から340億円へ引き上げました。

修正後は前期比47.4%増となる見通しで、市場予想も上回る水準と報じられています。

G-SHOCKなどの時計販売が好調で、値上げや高価格帯製品の販売も採算改善につながった可能性があります。

今後の注目点

今後は時計事業の地域別売上、販売単価、利益率を確認したいところです。

関税還付は一時的な利益であるため、それを除いても増益を維持できるかが重要です。

また、教育用関数電卓や電子楽器など、時計以外の事業改善も注目されます。

注意したいリスク

時計は景気や消費者心理の影響を受けます。

中国や欧州などで高価格帯商品の販売が低迷すれば、売上と利益率が下がる可能性があります。

今回の決算には一時的な関税還付が含まれているため、営業利益128億円をそのまま年間換算するのは適切ではありません。

まとめ

カシオ株は、第1四半期の営業利益が約3.4倍となり、通期予想も340億円へ引き上げられたことからストップ高となりました。

今後は時計事業の成長が継続するか、一時要因を除いても利益率が改善しているかを確認したいところです。