2026年8月5日の日本株市場で、イビデン〈4062〉がストップ高となりました。
終値は20,330円で、前日比4,000円高、上昇率は24.49%です。出来高は901万900株まで膨らみました。
株価上昇の主な理由は、前日に発表された第1四半期決算と通期業績予想の上方修正です。
第1四半期営業利益は52.4%増
第1四半期の営業利益は269億円で、前年同期比52.4%増となりました。市場予想とされる約210億円も大きく上回っています。
AIサーバー向けに使われる高性能ICパッケージ基板の需要が想定を上回り、販売単価の上昇も利益を押し上げたとみられます。
通期営業利益を1,270億円へ引き上げ
会社は通期営業利益予想を従来の900億円から1,270億円へ引き上げました。前期比では約2倍となる計画で、従来の市場予想を上回る水準とされています。
イビデンはAI半導体向け基板の増産に向け、大規模な設備投資も進めています。2027年度の営業利益目標は1,500億円へ引き上げられています。
今後の注目点
今後は、AIサーバー向け基板の受注、生産能力、工場の歩留まり、販売単価が重要です。
需要が強くても、新工場の稼働が遅れたり、製造歩留まりが上がらなかったりすれば、利益計画に影響する可能性があります。
注意したいリスク
株価は短期間に大きく上昇しており、決算内容が良好でも利益確定売りが出る可能性があります。
また、巨額の設備投資後にAI関連投資が減速した場合、減価償却費や固定費が利益を圧迫するリスクがあります。
まとめ
イビデン株は、AIサーバー向け基板の需要拡大、第1四半期の大幅増益、通期営業利益1,270億円への上方修正を受けてストップ高となりました。
今後は期待だけでなく、受注を実際の生産・売上・利益へ転換できるかを確認したいところです。