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ダイジェット工業の株価はなぜストップ高?経常利益3.1倍・通期10億円へ上方修正、配当70円を解説

2026年8月10日のダイジェット工業〈6138〉は1,572円でストップ高となり、前営業日比300円高、23.58%上昇しました。第1四半期の経常利益が約3.1倍となり、通期予想を3.5億円から10億円へ大幅上方修正、年間配当も70円へ増額したことが材料です。

ダイジェット工業の株価の値動きと出来高

8月10日は1,572円で取引が成立し、始値・高値・安値・終値がすべてストップ高水準でした。

出来高は1万9,200株、売買代金は約3,000万円です。

ダイジェット工業の株価はなぜ上がった?

8月7日の決算発表で、2027年3月期第1四半期の連結経常利益が前年同期比約3.1倍の5.3億円へ拡大しました。

さらに通期経常利益予想を従来の3.5億円から10億円へ引き上げています。従来は前期比減益を見込んでいましたが、一転して45.6%増益予想となりました。

ダイジェット工業の決算・上方修正・増配

第1四半期の売上高は前年同期比25.2%増の約28億円、営業利益は約3.7倍となりました。

会社は製品値上げなどによる採算改善を踏まえて通期計画を引き上げ、年間配当予想も従来の35円から70円へ増額しました。

第1四半期の経常利益5.3億円は、修正後の年間予想10億円に対してすでに約53%に相当します。ただし、受注・販売には四半期ごとの偏りがあるため、そのまま年間換算することはできません。

今後の注目点

ダイジェット工業は超硬工具や切削工具を手掛けるため、自動車・機械など製造業の設備投資や生産活動が業績に影響します。

次回決算では値上げ後の販売数量、売上総利益率、受注動向を確認したいところです。

リスク

Waqooと同様に出来高が比較的少なく、8月10日の出来高は1万9,200株でした。

ストップ高で買えなかった投資家の注文が翌日に残る可能性がある一方、売買が成立し始めると利益確定売りによって値動きが大きくなる場合があります。

まとめ

ダイジェット工業株のストップ高は、経常利益3.1倍、通期3.5億円→10億円への大幅上方修正、年間70円への増配という3つの材料が重なった結果です。

今後は値上げ効果だけでなく、販売数量を維持しながら現在の高い採算を継続できるかが焦点になります。