026年8月10日のリクルートHD〈6098〉は16,165円でストップ高となり、前営業日比3,000円高、22.79%上昇しました。第1四半期営業利益が前年同期比66.1%増となり市場予想を大きく上回ったうえ、通期営業利益予想を9,450億円へ上方修正したことが評価されました。
リクルートの株価の値動きと出来高
8月10日は16,165円で始まり、一時15,790円まで下げたものの、終値はストップ高の16,165円でした。
出来高は607万1,700株、売買代金は約979億円に達しています。
リクルートの株価はなぜ上がった?
第1四半期の営業利益は2,554億1,300万円で前年同期比66.1%増となりました。市場予想は2,000億円弱だったとされ、500億円以上上回る大幅な上振れでした。
さらに通期営業利益予想を従来の7,870億円から9,450億円へ約20%引き上げました。市場コンセンサスも8,000億円台だったとされており、会社予想そのものが市場の期待を上回ったことがストップ高につながったとみられます。
リクルートの決算・上方修正の内容
第1四半期の売上収益は1兆453億円で18.9%増、親会社株主に帰属する四半期利益は2,026億円で67.5%増でした。
特にHRテクノロジー事業が好調で、米国の売上は前年同期比30%増。求人件数そのものだけでなく、「Premium Sponsored Jobs」などを通じた収益化が進み、米国の1求人当たり平均売上の成長率は35%となりました。
つまり今回の成長は、単にIndeedに掲載される求人件数が増えたというより、1件の求人から得られる収益を高められていることがポイントです。
今後の注目点
最大の注目点は、米国雇用市場が減速した場合でも収益化の改善を続けられるかです。
米国の求人件数、US ARPJ(1求人当たり平均売上)、HRテクノロジーの利益率を確認することで、現在の高成長がどこまで持続可能か判断しやすくなります。
まとめ
リクルート株がストップ高となった最大の理由は、第1四半期営業利益66%増と市場予想を大幅に上回る通期9,450億円への上方修正です。
今後はIndeedの求人件数だけではなく、1求人からどれだけ売上を生み出せるかという「収益化」の進展が重要になります。