静かに流れる日常から

短編小説、雑学、ニュース記事などを徒然なるまま雑記に書き綴ります。

『はたらく細胞』初の歌舞伎化、愛之助が白血球役

清水茜さんの人気漫画『はたらく細胞』が初めて歌舞伎化されます。スクランブル歌舞伎『はたらく細胞』として2027年4月に東京・新橋演舞場で上演予定。白血球(好中球)役は片岡愛之助さんが務め、中村壱太郎さん、市川中車さんに加え、歌舞伎初挑戦となる関口メンディーさん、石川凌雅さんも出演します。

『はたらく細胞』がまさかの歌舞伎へ

人間の体内で働く細胞を擬人化した人気漫画『はたらく細胞』が、今度は歌舞伎になります。

2026年8月15日4時、スクランブル歌舞伎『はたらく細胞』が2027年4月に東京・新橋演舞場で上演されることが発表されました。作品が歌舞伎化されるのは今回が初めてです。

白血球(好中球)役を務めるのは片岡愛之助さん。

さらに中村壱太郎さん、市川中車さん、関口メンディーさん、石川凌雅さんの出演も決定しました。関口さんと石川さんは今回が歌舞伎初挑戦です。

愛之助は映画版の「敵」から白血球へ

片岡愛之助さんにとって、『はたらく細胞』への参加は今回が初めてではありません。

実写映画版では肺炎球菌を演じていました。

つまり映画では体内へ侵入する側だったのに対し、今回は細菌やウイルスから体を守る白血球を演じることになります。

同じ作品で正反対の立場を演じるというのは珍しく、過去の映画版を知っている人にとっても面白いポイントです。

脚本・演出は、スーパー歌舞伎『もののけ姫』でも上演台本・演出を担当した横内謙介さんが手掛けます。

『はたらく細胞』では白血球や赤血球などが人間の姿で描かれているため、隈取や見得など歌舞伎独特の表現をどのように取り入れるのかも注目されます。

新ジャンル「スクランブル歌舞伎」第1弾

今回の公演は単なる漫画原作の新作歌舞伎ではありません。

松竹が新たに展開する「スクランブル歌舞伎」の第1弾として上演されます。

スクランブル歌舞伎は、歌舞伎俳優だけでなく異なるジャンルで活躍する出演者やスタッフが混ざり合い、新しい舞台表現へ挑戦する企画です。

その象徴となるのが、関口メンディーさんと石川凌雅さんの参加です。

伝統芸能として長い歴史を持つ歌舞伎に、ダンスや現代舞台など別ジャンルで活動してきた出演者が参加することで、従来の歌舞伎とは違う観客層へ届く可能性があります。

漫画と歌舞伎は意外に相性がいい?

ここからは筆者の考察です。

一見すると『はたらく細胞』と歌舞伎は正反対の作品に感じます。

しかし、細胞を人間の姿に置き換えるという原作の大胆な擬人化は、役者が強い衣装や化粧を使って人物を象徴的に表現する歌舞伎とも相性が良いかもしれません。

戦う白血球や個性的な細菌などは、歌舞伎の見得や立ち回りを使えばさらに大げさで分かりやすいキャラクター表現ができそうです。

また原作はコミックスシリーズ累計1100万部を突破し、アニメ・舞台・実写映画まで展開されています。

漫画ファンが初めて歌舞伎を見る入口になる一方、歌舞伎ファンが『はたらく細胞』へ触れる機会にもなりそうです。

具体的な配役の全容やチケット価格、公演日程の詳細は現時点では不明です。

まとめ

『はたらく細胞』初の歌舞伎化が決定しました。

スクランブル歌舞伎『はたらく細胞』として2027年4月に新橋演舞場で上演され、片岡愛之助さんが白血球役を務めます。

中村壱太郎さん、市川中車さんに加え、関口メンディーさんと石川凌雅さんも歌舞伎へ初挑戦します。

漫画と日本の伝統芸能を組み合わせた「スクランブル歌舞伎」の第1弾が、どんな舞台になるのか注目です。

参考情報:
・ORICON NEWS「『はたらく細胞』初の歌舞伎化で来年4月上演 白血球役は片岡愛之助で関口メンディー&石川凌雅ら出演」
・テレビ朝日「『はたらく細胞』が歌舞伎化で主演は片岡愛之助、関口メンディーも共演」
・デイリースポーツ「片岡愛之助主演で『はたらく細胞』歌舞伎化 スクランブル歌舞伎第1弾」