2026年8月14日、アイスタイル(3660)の株価は前日比18.3%高の517円まで急騰しました。前日に発表した2026年6月期決算が会社計画を上回ったほか、今期22.4%営業増益予想と最大28億円の自社株買いが好感されたとみられます。
アイスタイルの株価の値動きと出来高
終値は517円。前日の437円から80円上昇しました。出来高も281万7,000株に膨らみ、前日の115万9,900株から2倍以上となっています。
単に株価だけが上がったのではなく、出来高を伴って水準を切り上げている点が特徴です。
アイスタイル株はなぜ上がった?
主な材料は3つあります。
2026年6月期営業利益が前期比29.1%増の40億8,500万円となり、会社予想38億円を上回ったこと。2027年6月期も営業利益50億円、前期比22.4%増を見込んだこと。そして最大750万株・28億円の自社株買いを発表したことです。
特に750万株は自己株式を除く発行済み株式数の**7.5%**に相当します。規模の大きい自社株買いは需給面での支援材料として意識されやすい内容です。
アイスタイルの決算内容
2026年6月期は売上高818億700万円で19.0%増、営業利益40億8,500万円で29.1%増でした。
主力のマーケティング支援事業は売上高25.2%増、営業利益24.6%増。リテール事業も増収増益となっています。一方、グローバル事業は営業赤字が残っています。
ここが今後を見るうえで重要です。
国内事業だけで50億円の営業利益を達成するのではなく、海外事業の赤字縮小が加われば利益成長がさらに加速する余地があります。
アイスタイル株の今後の注目点
最大のチェックポイントはグローバル事業です。
香港を含む海外事業の採算改善が進むか、国内リテール・マーケティング支援事業が引き続き2桁成長できるかを見る必要があります。会社は今期も売上・営業利益の2桁成長を計画しています。
また、自社株買いが実際にどの程度進むかも需給面では注目されます。
アイスタイル株のリスク
8月14日の1日だけで18%以上上昇しているため、短期的には利益確定売りが出る可能性があります。
また、海外事業の赤字縮小が計画より遅れれば、50億円の営業利益目標に対する市場の評価が低下する可能性もあります。
まとめ
「アイスタイル 株価 なぜ上がった」という疑問への答えは、単純な好決算だけではありません。
営業利益29%増→今期22%増益予想→発行済み株式数7.5%規模の自社株買い
という複数の好材料が重なったことがポイントです。