Sansanは8月28日に2,315円まで上昇し、前日比**+6.24%**。米セールスフォースの好決算を受けて世界的にSaaS株が買い直され、日本でもSansanやサイボウズなどクラウドソフトウェア関連株への資金流入が強まりました。
Sansanの株価の値動きと出来高
終値は2,315円、前日比136円高(+6.24%)。
高値2,345円まで上昇して年初来高値を更新しました。
出来高は163万9,800株、売買代金は約38億円です。
Sansan株はなぜ上がった?
28日のSansan固有の大型適時開示ではなく、SaaSセクター全体への見直し買いが主因とみられます。
前日の米国市場ではセールスフォースが急騰し、東京市場でもSaaS・ソフトウェア株へ買いが波及しました。
Sansanは法人向け名刺・営業DXサービス「Sansan」に加え、請求書管理サービス「Bill One」などを展開しています。
Sansanの決算・SaaS事業を見るポイント
SaaS企業を見る場合、「売上が増えたか」だけでは不十分です。
特にSansanでは、
ARR、契約件数、Bill Oneの成長率、営業利益率、解約率
を見る必要があります。
28日時点のPERは40倍台、PBRは14倍前後と、市場から一定の成長期待を織り込まれています。
そのため「SaaS株が人気だから上がる」だけでは、現在のバリュエーションを長期的に正当化できません。
Sansan株の今後の注目点
次回決算ではSansan事業の安定成長に加え、Bill Oneがどこまで収益の柱へ育っているかが重要です。
また生成AIが営業・請求書管理業務をどの程度自動化し、既存SaaSの価値を高めるのかにも注目です。
Sansan株のリスク
8月28日の上昇はSansan独自の新規大型受注ではありません。
米国のSaaS株が再び下落すれば、日本のSaaS関連株にも売りが波及する可能性があります。
さらにPER・PBRとも比較的高いため、成長率鈍化時にはバリュエーション調整が大きくなる可能性があります。
まとめ
Sansan株が6.24%上昇した主因は、セールスフォース好決算を受けたSaaS株への見直し買いとみられます。