2026年9月2日のモルフォ株は前日比150円高(+17.34%)の1,015円でストップ高。AstemoとSDV向けカメラ技術の共同開発を始めると発表し、車載AI・画像処理技術の事業拡大への期待から買いが集まりました。
モルフォの株価の値動きと出来高
終値は1,015円でストップ高。
前営業日の865円から150円上昇しました。
始値845円、安値821円と一度は前日終値を下回りましたが、その後急反発しています。
出来高は167万3,700株、売買代金は約16.1億円でした。
モルフォの株価はなぜ上がった?
9月2日に発表したAstemoとのSDV向け共同開発が直接的な材料です。
Astemoの車両制御技術と、モルフォのAI・画像処理技術を組み合わせ、SDV時代に必要となるカメラセンシング技術を共同開発します。
企業公式発表と株価上昇のタイミングが一致しており、今回のストップ高を説明しやすい材料です。
モルフォとAstemoのSDV共同開発の内容
共同開発の中心となるのはカメラセンシングです。
走行環境や乗員状態を把握するAIアルゴリズムと、その軽量実装技術を開発します。
モルフォは車載AD・ADAS分野で10年以上の開発実績を持ち、開発テーマは約100件に達するとしています。
重要なのは、研究段階だけではなく大手Tier1サプライヤーとの共同開発へ進んだことです。
実際の車両採用まで進めば、モルフォの車載AI事業にとって大きな転換点になる可能性があります。
モルフォ株の今後の注目点
次に確認したいのは量産採用です。
共同研究から試作品、車載採用、量産という段階へ進めるかが重要になります。
Astemo以外の自動車部品メーカーや完成車メーカーへの横展開にも注目です。
モルフォ株のリスク
共同開発開始と売上増加は同じではありません。
今回の発表では契約金額や将来的な売上高への影響額は明示されていません。
ストップ高で期待が大きく先行しているため、具体的な量産案件が出なければ株価が調整する可能性があります。
まとめ
モルフォのストップ高は、AstemoとのSDV向けカメラ技術共同開発が主な理由です。
次に重要なのは「共同開発」という段階から、実際の車両への量産採用へ進めるかです。